最後の仕上げ
最後に考えたのが、包装紙でした。どの大きさで切るか、どこに折り目が重なるか、包み終えたときにどの面が上にくるか。見た目を整えるためだけではなく、少し特別なギフトとしてきちんと成立することも大切にしたいと思いました。

愛猫のために選ぶものは、日用品でありながら、どこか贈りものにも近いところがある気がします。自分で選ぶときも、誰かが誰かの猫を思って選ぶときも、箱を開ける前の時間まで気持ちよく届いてほしい。そんなことを考えながら、包装紙の大きさや包み方を決めていきました。中身を守るためだけではなく、受け取った人が“愛猫のための少し特別なもの”として感じられること。そこまで含めて、このパッケージの完成形にしたいと思っていました。

少し席を外して戻ってみると、そこには当たり前のような顔をして、仕上げたばかりの紙の上でゴロンと横になるペリタロウの姿がありました。
くんくんと鼻を動かし、何度か匂いを確かめるような仕草を見せたあと、そのまま心地よさそうにくつろいでいます。その様子は、自分専用の新しい遊び場ができたと喜んでいるかのようでした。